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4D v19
VP SET FROZEN PANES

VP SET FROZEN PANES 


 

VP SET FROZEN PANES ( vpAreaName ; paneObj {; sheet} ) 
引数   説明
vpAreaName  テキスト in 4D View Pro エリアのフォームオブジェクト名
paneObj  オブジェクト in 固定化するカラムと列についての情報を格納したオブジェクト
sheet  倍長整数 in Sheet index (current sheet if omitted)

説明   

VP SET FROZEN PANES コマンドは、vpAreaName 引数で名前を指定したView Pro エリア内の、paneObj 引数で指定したカラムと行の固定化ステータスを設定します。固定化されたカラムと行は固定された位置に表示され続け、ドキュメントの他の部分がスクロールされても移動しません。そのカラムと行が固定化されていることを示すために、太い実線が表示されます。実線の位置は、固定化されたカラムまたは行がシートのどこにあるかによって変わります:

  • 左または右にあるカラム: シートの左側にあるカラムについては、実線は最後に固定化されたカラム(最も右側にあるカラム)の右側に表示されます。シートの右側に表示されているカラムについては、実線は最初に固定化されたカラム(最も左側にあるカラム)の左側に表示されます。
  • 上または下にある列: シートの上部にある列については、実線は最後に固定化された列(最も下側にある列)の下側に表示されます。シートの下部に表示されている列については、実線は最初に固定化された列(最も上側にある列)の上側に表示されます。

vpAreaName 引数には、4D View Pro エリアの名前を渡します。存在しない名前を渡した場合、エラーが返されます。

paneObj 引数には、固定化するカラムと行を定義するオブジェクトを渡します。以下のカラムまたは列のプロパティの値にゼロを設定すると、そのプロパティをリセット(固定解除)します。プロパティが0 以下の値に設定された場合、コマンドは何もしません。以下のプロパティを渡すことができます:

プロパティ

詳細
columnCount 倍長整数 シートの左側にある固定化されたカラムの数
trailingColumnCount 倍長整数 シートの右側にある固定化されたカラムの数
rowCount  倍長整数 シートの上側にある固定化された列の数
trailingRowCount  倍長整数 シートの下側にある固定化された列の数

 

sheet 任意の引数を使用すると、レンジが定義される特定のスプレッドシートを指定することができます(0 から数え始めます)。省略時、デフォルトではカレントのスプレッドシートが使用されます。以下の定数を使用することで、カレントのスプレッドシートを明示的に選択することができます:

 

定数 コメント
vk current sheet 倍長整数 -1 4D View Pro エリアのカレントシートを指定します。(デフォルト)

例題  

左側の最初の3つのカラム、右側にある2つのカラム、そして最初の行を固定化したい場合を考えます:

 C_OBJECT($panes)
 
 $panes:=New object
 $panes.columnCount:=3
 $panes.trailingColumnCount:=2
 $panes.rowCount:=1
 
 VP SET FROZEN PANES("ViewProArea";$panes)

コードを実行した結果は、以下のようになります:



参照 

VP Get frozen panes

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4D View Pro ランゲージ
番号: 9954

This command can be run in preemptive processes

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v18 R2

 
ARTICLE USAGE

4D View Pro リファレンス ( 4D v19)