VP PRINT コマンドは、vpAreaName 引数で指定したエリアを印刷する印刷ダイアログウィンドウを開きます。
vpAreaName 引数には印刷する4D View Pro エリアの名前を渡します。コマンドは、プリンターを指定可能で、ページプロパティも定義できる、システムの印刷ダイアログウィンドウを開きます。
注: 印刷ダイアログウィンドウで定義されたプロパティはプリンター用紙のためのもので、4D View Pro エリアの印刷プロパティではありません。4D View Pro エリアの印刷プロパティはVP SET PRINT INFO コマンド使用して定義されます。プリンターと4D View Pro エリアの両方のプロパティが合致することが強く推奨されます。そうでない場合、ドキュメントが期待通りに印刷されない可能性があります。
任意のsheet 引数には、印刷する特定のスプレッドシートを指定することができます(0 から数え始めます)。省略時、デフォルトでカレントシートが使用されます。以下の定数を使用して、カレントスプレッドシートまたはワークブック全体を明示的に選択することができます:
定数 |
値 |
コメント |
vk current sheet |
-1 |
4D View Pro エリアのカレントシートを指定します。(デフォルト) |
vk workbook |
-2 |
4D View Pro エリアのワークブック全体を指定します。 |
注:
- 4D View Pro エリアは、VP PRINT コマンドを使用してしか印刷することができません。
- 4Dコマンドの印刷 テーマのコマンドは、VP PRINT ではサポートされません。
- このコマンドは最終エンドユーザーが個別の印刷を実行することを想定しています。自動化印刷ジョブについては、VP EXPORT DOCUMENT コマンドで4D View Pro エリアをPDF として書き出すことが推奨されます。