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4D v19
4D View Pro エリアの操作

4D View Pro エリアの操作  


 

フォーム内に設置した4D View Pro エリアには、操作対象となる次の要素があります:

  • 4D View Pro フォームエリア (4Dフォームオブジェクト): 4D View Pro オブジェクトを格納して表示します。このエリアはオブジェクト名によって定義されます (プロパティリストの "オブジェクト名" プロパティ)。
  • 4D View Pro オブジェクト (C_OBJECT 型の変数または式): スプレッドシートの中身全体を格納します (後述参照)。このオブジェクトはVP IMPORT FROM OBJECT あるいは VP Export to object コマンドを使用することで取得あるいは設定できます。
  • 4D View Pro ドキュメント (.4vp ドキュメント): スプレッドシートの中身を JSON形式で保存します。

4D View Pro オブジェクトをフォームエリア内に読み込むと、その処理完了時に On VP Ready フォームイベントが 4Dによって生成されます。エラーを避けるため、このエリアを対象とした 4D View Proコードは、On VP Readyイベント内で実行する必要があります。

4D View Pro オブジェクトはドキュメントを表現し、4D View Proコマンドによって管理されます。4D View Pro オブジェクトは次のプロパティを持ちます:

プロパティ値の型説明
versionLongintコンポーネントの内部バージョン
dateCreationTimestamp作成日
dateModifiedTimestamp最終更新日
metaObject4Dデベロッパー専用の任意コンテンツ
spreadJSObject4D View Proコンポーネント専用

4D View Pro フォームオブジェクト変数は、4D View Pro オブジェクトによって使用される情報を管理します。以下の変数が含まれます:

 

プロパティ値の型詳細
areaテキスト4D View Proエリア名
callbacksオブジェクト読み込みや書き出しなど、コールバックを必要とするコマンドが使用するための一時的な情報を保存します。
commandBuffersコレクションメソッドによって呼び出されるコマンドを順番に保存し、メソッド終了時、あるいはコマンドが値を返した時、あるいはVP FLUSH COMMANDS が呼び出された時に、それらのコマンドを(個別にではなく)バッチとして実行します。この機構によって、送信されるリクエスト数は抑えられ、パフォーマンスが向上します。
formulaBarブールフォーミュラバーが表示されているかどうかを示します。"toolbar"インターフェースにおいてのみ利用可能です。
initedブール4D View Pro エリアが初期化されたかどうかを示します(On VP Ready参照)。
interfaceテキストユーザーインターフェースのタイプを指定します:"ribbon"、"toolbar"、"none"

: 4D View Pro フォームオブジェクト変数は情報目的(例:デバッグなど)のためだけに存在します。どのような状況においてもこれを編集してはいけません。



参照 

VP Export to object
VP IMPORT FROM OBJECT

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4D View Pro ランゲージ

 
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履歴 

 
ARTICLE USAGE

4D View Pro リファレンス ( 4D v19)