VP SET VALUE コマンドは指定された値を、指定されたセルレンジに割り当てます。
このコマンドを使用すると、一般的なコードを使用して、rangeObj 引数で指定したレンジに対して値とその値の型を設定できます。それに対してVP SET TEXT VALUE や VP SET NUM VALUE などの他のコマンドは、指定する値の型が限定されています。
rangeObj 引数には、値を割り当てたい、セルのレンジ(例えばVP Cell あるいは VP Columnなどを使用して作成されたレンジ)を渡します。rangeObj 引数に複数のセルが含まれる場合、指定された値は各セルに対して繰り返し割り当てられます。
valueObj 引数は、rangeObj 引数で指定したレンジに対して割り当てたい値とフォーマットのプロパティを格納しているオブジェクトです。以下のプロパティを含めることができます:
プロパティ | 型 | 詳細 |
value | 倍長整数、実数、ブール、テキスト、日付、Null | rangeObj 引数のレンジに対して割り当てたい値(ただし時間型を除く)。セルの中身を消去するためにはNull を渡します。 |
time | 実数 | rangeObj 引数のレンジに対して割り当てたい時間(秒単位)。 |
format | テキスト | value/time プロパティに対して使用するパターン。パターンとフォーマット用文字の情報については、4D View Pro セルフォーマット の章を参照してください。 |