VP SUSPEND COMPUTING コマンドは、vpAreaName 引数で名前を指定したView Pro エリア内にある全てのフォーミュラの計算を停止します。このコマンドは4D View Pro エリア内での計算を停止したい場合、例えばフォーミュラを手動で編集している際に、最終的な編集が完了するまで無数のエラーが発生しなくてもいいようにしたい場合などに有用です。
このコマンドは4D View Pro 内での自動計算機能を停止します。すでに計算がされているフォーミュラはそのままで変更はされませんが、VP SUSPEND COMPUTING が実行されたあとに追加されたフォーミュラに関しては計算されません。
vpAreaName 引数には、4D View Pro エリアの名前を渡します。存在しない名前を渡した場合、エラーが返されます。
注: 4D View Pro 計算機能は停止/再開アクションを内部的にカウントしています。そのため、各VP SUSPEND COMPUTING コマンドの実行は、それと同数の コマンドの実行と釣り合っていなければなりません。計算が停止されていた間に編集された部分に影響を受けるフォーミュラは、 コマンドが実行された時に再計算されます。
ユーザーが計算を停止/再開できるように、フォーム上に2つボタンを追加した場合を考えます:
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Suspend Computing (計算停止)ボタンのコードは以下の様になります:
Resume Computing (計算再開)ボタンのコードは以下の様になります: