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4D v19
VP SUSPEND COMPUTING

VP SUSPEND COMPUTING 


 

VP SUSPEND COMPUTING ( vpAreaName ) 
引数   説明
vpAreaName  テキスト in 4D View Pro エリアのフォームオブジェクト名

説明   

VP SUSPEND COMPUTING コマンドは、vpAreaName 引数で名前を指定したView Pro エリア内にある全てのフォーミュラの計算を停止します。このコマンドは4D View Pro エリア内での計算を停止したい場合、例えばフォーミュラを手動で編集している際に、最終的な編集が完了するまで無数のエラーが発生しなくてもいいようにしたい場合などに有用です。

このコマンドは4D View Pro 内での自動計算機能を停止します。すでに計算がされているフォーミュラはそのままで変更はされませんが、VP SUSPEND COMPUTING が実行されたあとに追加されたフォーミュラに関しては計算されません。

vpAreaName 引数には、4D View Pro エリアの名前を渡します。存在しない名前を渡した場合、エラーが返されます。

: 4D View Pro 計算機能は停止/再開アクションを内部的にカウントしています。そのため、各VP SUSPEND COMPUTING コマンドの実行は、それと同数の コマンドの実行と釣り合っていなければなりません。計算が停止されていた間に編集された部分に影響を受けるフォーミュラは、 コマンドが実行された時に再計算されます。

例題  

ユーザーが計算を停止/再開できるように、フォーム上に2つボタンを追加した場合を考えます:

Suspend Computing (計算停止)ボタンのコードは以下の様になります:

  // ユーザーが情報を入力する間、計算を停止する
 If(FORM Event.code=On Clicked)
 
    VP SUSPEND COMPUTING("ViewProArea")
 
 End if

 

Resume Computing (計算再開)ボタンのコードは以下の様になります:

  // 計算を再開する
 If(FORM Event.code=On Clicked)
 
    VP RESUME COMPUTING("ViewProArea")
 
 End if



参照 

VP RECOMPUTE FORMULAS
VP RESUME COMPUTING

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4D View Pro ランゲージ
番号: 905273

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v18 R4

 
ARTICLE USAGE

4D View Pro リファレンス ( 4D v19)