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4D v19
VP IMPORT DOCUMENT

VP IMPORT DOCUMENT 


 

VP IMPORT DOCUMENT ( vpAreaName ; filePath {; paramObj} ) 
引数   説明
vpAreaName  テキスト in 4D View Pro エリアフォームオブジェクト名
filePath  テキスト in ドキュメントのパス名
paramObj  オブジェクト in 読み込みのオプション

説明   

VP IMPORT DOCUMENT コマンドは、vpAreaName に指定した 4D View Pro エリアに、filePath 引数の4D View ProドキュメントあるいはMicrosoft Excel ドキュメントを読み込んで表示させます。エリア内に挿入されていたデータがあれば、それらは読み込んだドキュメントによって置換されます。

vpAreaName には 4Dフォーム上に設置されたエリアのオブジェクト名プロパティを渡します。指定した名前のオブジェクトが存在しない場合、エラーが返されます。 

filePath には読み込むドキュメントのパスおよびファイル名を渡します。4D View Pro ドキュメント (拡張子 ".4vp") とMicrosoft Excel (拡張子 ".xlsx") がコマンドによってサポートされます。ドキュメントがデータベースのストラクチャーファイルと同じ階層にある場合にはファイル名だけで指定することが可能ですが、それ以外の場合にはフルパスを指定する必要があります。

: 4D View Pro ドキュメントにMicrosoft Excel 形式にフォーマットされたファイルを読み込む場合、一部の設定が失われる可能性があります。GrapeCity にあるこちらのリストを使用して設定を検証することができます。

filePath 引数が無効だった場合や、対象ファイルが存在しなかったり、壊れたりしている場合には、エラーが返されます。

任意のparamObj 引数を使用することで、読み込まれるドキュメントのプロパティを定義することができます:

プロパティ詳細
formulaオブジェクト書き出しが終了した際に実行させるコールバックメソッド名。メソッドはFormula コマンドを使用する必要があります。 コールバックメソッドを渡す を参照してください。
passwordテキストMicrosoft Excel のみ(任意) -Microsoft Excel ドキュメントを保護するために使用されるパスワード。

 

フォームが開かれたときに、ディスク上に保存されているデフォルトの 4D View Pro ドキュメントを読み込みます:

 C_TEXT($docPath)
 If(Form event code=On VP Ready// 4D View Pro エリアの読み込みが完了しています
    $docPath:="C:\\Bases\\ViewProDocs\\MyExport.4VP"
    VP IMPORT DOCUMENT("VPArea";$docPath)
 End if

パスワードでプロテクトされているMicrosoft Excel ドキュメントを4D View Pro エリアに読み込みたい場合を考えます:

 $o.password:="excel123"
 
 VP IMPORT DOCUMENT("ViewProArea";"c:\\tmp\\excelfilefile.xlsx";$o)



参照 

VP EXPORT DOCUMENT
VP NEW DOCUMENT

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4D View Pro ランゲージ
番号: 905265

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v16 R4
変更: 4D v17 R3

 
ARTICLE USAGE

4D View Pro リファレンス ( 4D v19)